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ORIBEX2006もてなしの食卓コンテスト
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審査員・講評
木村 ふみ(審査委員長)/食環境プロデューサー
前回に比べ、ややトーンダウンした印象は否めなかったが、見方を変えれば、全体レベルが平均的に上ったということ。今日性・オリジナリティ・テーマ性・日本の四季表現といった視点から審査を行っていくなかで、表現方法が画一的になっていく懸念があるように思う。
今回の審査のなかでは、「サスティナブル」や「変化」、「新しいデザインを考える」など、ユニークなテーマを取り上げた作品もあり、今後のデザインが期待される。残念ながら平成オリベ賞の候補がなかったが、次回への出展を望まれる声があった。来年の夏にむけて新たなチャレンジを期待したい。
今田 龍子(審査員)/「婦人画報」編集長
部門2「お茶を愉しむ」は力作揃いで、審査の”楽しい苦労”を味わいました。グランプリに輝いた吉田さんの作品はプラスチックダンボールを使った折敷や畳のディティールなど緻密な構成力はもとより、まさに日本の夏に一服の涼をもたらす世界感は見事。部門1、部門3はややアイデアに乏しく、「どこかで見たような」作品が多いのが残念でした。特に朝食ヌキの悪しき習慣が広がる中、部門1の「朝を愉しむ」は大胆な発想で食事を楽しむ提案が欲しかった。
橘田 洋子(審査員)/デザインディレクター Citrus主宰
今年は全体におとなしいコーディネートが多い印象でしたが、お茶を愉しむ部門では、創意工夫されているテーブルが数々あり、楽しめました。中でも季節感を、色・素材・形などを複雑に上手に組み合わせて表現されているのに驚かされました。日本人のオリジナリティが大変見えかくれするコーディネートを拝見することが出来、とても嬉しく思っております。
神谷 利徳(審査員)/(有)神谷デザイン事務所 BOSS
もはや、テーブルコーディネートの見た目のバランスや美しさ、それだけで判断をすることは難しくなった。この向うに見える季節の香りや人の息づかいを感じ、しかもそこに今日的であるという、何か第6感に訴えかけてくるエネルギーが必要だ。これからの新しい予感を感じさせる、そんな作品は、「力強く」「繊細」で「やさしく」「凛」としている。
今回で一つの時代は終わり、次の時代がここから今始まろうとしている。
加藤 幸兵衛(審査員)/陶芸家 (社)美濃陶芸協会 会長
日本の美とは何かという問いかけに対して、あっと驚くような切り口の作品が少なかった。テーマを各個人一人一人がもっと深く掘り下げて欲しいと思う。
グランプリの作品は、スキがなく、構成要素がよく吟味されていた。
滝 多賀男(審査員)/ホテル水明館社長
※滝さんは講評なしです