審査員

陶磁器デザイン部門

  • 桐山 登士樹

    日本

    富山県総合デザインセンター 所長、富山県美術館 副館長、株式会社TRUNKファウンダー、デザインディレクター

    専門分野:デザインディレクター・プロデューサー、キュレーション

    1952年長野県出身。技術開発の研究者、広告マーケティング、デザイン・建築の編集者を経て、1988年にデザインの企画制作会社、株式会社TRUNKを設立。国内外の展覧会のプロデュースやデザイン情報サイト/ウェブマガジン「ジャパンデザインネット(JDN)」の立ち上げなどに携わる。1993年より富山県総合デザインセンターの設立に向けて活動。東京・富山・ミラノを拠点に、ディレクション、ブランドプロデュース、展覧会のキュレーションなどを行う。

  • 坂井 基樹

    坂井 基樹

    日本

    公益財団法人日本陶磁協会 事務局長、陶説編集人

    専門分野:工芸社会史・素材史

    1967年岐阜県出身。やきものの総合誌『季刊 陶磁郎』副編集長、『つくる陶磁郎』編集長を経て、2009年、坂井編集企画事務所を立ち上げ、工芸やデザイン、素材に関する本・図録やWebサイトの企画・編集を行う。2016年より、一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン常任理事。2019年より、公益社団法人日本陶磁協会事務局長、現在『陶説』の編集を行っている。

  • シュトー・エリカ

    シュトー・エリカ

    ハンガリー

    磁器デザイナー、ジュエリーデザイナー、デザインマネジャー、ハンガリー・ケチケメート国際陶芸スタジオ マネージャー

    専門分野:磁器・ジュエリーデザイン

    2008年ブダペストのモホリ=ナジ芸術デザイン大学でシリケートデザイン(無機素材デザイン)の学位を、さらに2009年にアート・デザイン経営学の学位を取得し、2019年には視覚芸術専門学校で銀細工の資格を取得した。ケチケメートの国際陶芸スタジオにて現代陶芸コレクションの管理を担当。後にブダペストの展示スペース「Museion No.1 Gallery」のディレクターを務め、現在はスタジオのマネージャーを務める。

    2014年には夫と共にデザイン・プロダクションサービスを提供するクリエイティブ企業を設立し、自社製品ラインを開発。ホロハーザ磁器製造所の招聘を受け、複数の磁器製ジュエリー及び食器コレクションをデザイン。その作品はハンガリー製品大賞(2017年)及びハンガリーデザイン賞(2019年)を受賞。2020年から2023年までハンガリー芸術アカデミーの奨学生を務めた。

  • 正村 美里

    正村 美里

    日本

    キュレーター、岐阜県美術館 前副館長

    専門分野:美術工芸史

    岐阜県美術館学芸員として近現代の陶磁器を含む工芸、現代美術を中心に作品の収集、調査研究、企画展等を行う。長年に渡り国際陶磁器展美濃に携わる。2014~16年 岐阜県現代陶芸美術館学芸部長。2016~26年3月まで岐阜県美術館副館長兼学芸部長として勤務。

    主な企画・担当展に、“Turning Point: Oribe and the Arts of 16th Century Japan” (The Metropolitan Museum of Art), N.Y. 2003、「伊藤慶二 こころの尺度」(岐阜県美術館)2011年、「本色共感: Traditional East Asian Ceramic Art(日本部門)」(京畿道陶磁美術館・韓国)2015年、「素材転生」(岐阜県美術館)2021年等

  • 趙惠暎

    趙惠暎

    大韓民国

    韓国美術デザイン協会 会長、ロエベ財団クラフトプライズ専門家 審査員(2020年~現在)、フリーのアートディレクター・学芸員

    専門分野:現代工芸

    国際的なフリーの学芸員。ラディカル・シェアリングの実践を体現している。名高い美術館や組織で活動。キュレーター、アートディレクター、管理者へと昇進。韓国工芸デザイン財団の事務局長を務める。文化資産の輸入に注力。2013年に京畿世界陶磁ビエンナーレで国際委員、2015年に清州市クラフトビエンナーレのアートディレクター、2016年~2018年はV&A博物館の韓仏交流130周年記念でゲストクレーター、ミラノデザインウィーク2017ではConstancy and Change Korean Craft展のアートディレクターを務める。西イングランド大学ブリストル校を卒業後、梨花女子大学大学院で修士号を取得。

陶芸部門

  • 石﨑 泰之

    石﨑 泰之

    日本

    岐阜県現代陶芸美術館 館長

    専門分野:陶磁史・陶芸論

    1960年愛媛県松山市生まれ。筑波大学芸術専門学群芸術学主専攻(美術史)を1983年に卒業後、東京の都立高校で12年間教壇に立つ。1995年から山口県の専門学芸員として県立萩美術館・浦上記念館の開設準備に従事。翌年同館に赴任し東洋陶磁と教育普及を担当、2002年からは研究対象を萩焼ほか日本陶磁の茶陶や近現代陶芸に拡げ、併せて担当。2021年に定年退職し同年に現職に就く。

  • イケムラ レイコ

    ドイツ/スイス

    現代美術家(画家・彫刻家)

    専門分野:現代美術(絵画、彫刻、ドローイング)

    三重県津市⽣まれ、ケルンおよびベルリン在住。

    ⼤阪外国語⼤学(現・⼤阪⼤学外国語学科)でスペイン語を学ぶ。セビリア⼤学美術学部(スペイン)を卒業。 1979年-1983年チューリヒ(スイス)に居住。1983年ファーバーカステル社とニュルンベルグ市(ドイツ)の奨学⾦を得て、ニュルンベルグに滞在。1985年 ケルンに移り、1996年からベルリンを拠点に活動する。1991-2015年 ベルリン芸術⼤学の教授を務める。2014年- ⼥⼦美術⼤学の教授を務める。 近年の主な個展に、2019年「土と星 Our Planet」(国立新美術館、東京)、2022年「もっと光を!」(アジア美術館、ドイツ)、2025年「マザースケープ」(アルベルティーナ美術館、オーストリア)、「サンパウロビエンナーレ」(シッシロ・マタラッツォ・パビリオン、ブラジル)、2026年「バンコクビエンナーレ」(ベトナム)、「国際美術展『TOKYO ATLAS』」(東京)。2014年にケルン美術賞、2019年に文部科学⼤⾂賞を受賞。日本政府により2025年度の文化功労者に選ばれた。

  • 井上 雅之

    井上 雅之

    日本

    陶芸家、多摩美術大学 名誉教授

    専門分野:陶芸

    1957年神戸市生まれ。1985年多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了。2006年多摩美術大学美術学部工芸学科教授就任(現在名誉教授)。80年代から陶を素材に大型の立体作品を制作し、現代陶芸の作家として注目を集める。国内外の展覧会で発表。多くの美術館に作品がコレクションされており、2017年には「第24回日本陶芸展」で大賞受賞するなど、現在も精力的に発表を続けている。「井上雅之 描くように造る」(茨城県陶芸美術館、2022)、「井上雅之展―多摩美術大学退職記念―」(ギャルリー東京ユマニテ、2022)、「革新の工芸 ―”伝統と前衛”、そして現代―」(東京国立近代美術館 工芸館、2016)、「井上雅之 初形より―花型(山口県立萩美術館・浦上記念館、2015)、「アルス・ノーヴァ―現代美術と工芸のはざまに」(東京都現代美術館、2005)、「Japanese Studio Crafts: Tradition and the Avant-Garde」(ヴィクトリア&アルバート博物館、ロンドン、1995)など。

  • Oriol Calvo Vergés

    オリオール・カルボ・ベルジェス

    スペイン

    キュレーター、IAC(国際陶芸学会) 会長

    専門分野:陶芸、工芸、文化遺産/博物館経営

    2025年11月までアルジェントナ陶磁器博物館(スペイン・バルセロナ)館長、また欧州陶芸都市連合事務局長。1987年アルジェントナ陶磁器学校を創設し、国際陶磁器フェスティバル「アルジラ・アルジェントナ国際陶芸祭」のディレクターを務めた。バルセロナを拠点とするカタルーニャ陶芸家協会とも協力関係にある。スペイン・ポルトガル陶磁学協会(1989年)およびスペイン陶磁都市協会(2007年)の創設メンバー。陶芸・工芸に関する幅広いテーマで講演・論文を発表し、数多くの国際コンペティションの審査員を務めるとともに、長年にわたる専門職歴の中で多数の陶芸展を企画・監修。国際陶芸学会(IAC)の南欧諸国代表、および財務責任者として8年間務めた後、2024年に会長に就任した。

  • 川北 裕子

    川北 裕子

    日本

    キュレーター、パナソニック汐留美術館 学芸員

    専門分野:美学芸術学、近現代工芸・陶芸

    東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(美学芸術学)。2013-21年益子陶芸美術館学芸員。2021年より現職。工芸・デザイン分野の展覧会を企画・担当する。主な展覧会に、2014-15年「表現するうつわ ―イギリス現代陶芸の精神」、2019-20年「土と抽象 ―記憶が形に生まれるとき」、2021年「加守田章二 天極をさす」、2024年「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」、2025年「ピクチャレスク陶芸 アートを楽しむやきもの ―『民藝』から現代まで」など。個人陶芸の成立と展開、現代における陶表現の諸相、記憶と素材と表現の関係などを研究課題としている。